カーブスグループでは、人材を最も重要な経営資源のひとつと位置づけるとともに、働く人一人一人の人間性を尊重し、「やりがい・成長・存在価値」を高め続け、一人一人が健康で幸せな人生を実現することを経営上の重要課題としています。この基本思想は、フランチャイズ本部であるカーブスグループのみならず、フランチャイズ加盟企業においても同様であり、チェーン全体の経営の在り方として重視をしています。
主力事業である「女性だけの30分フィットネス カーブス」においては、創業初期より「女性が輝く職場No.1の実現」を重要戦略と位置づけてきました。「フィットネスインストラクター職・接客サービス業の女性の勤務体系」において、当時では稀であった「正社員採用・週休2日・日祝休み・夜間勤務なし」などの制度を運用し、また、充実した教育制度によるスキルアップを重視してきました。これらによる女性人材の活用、成長こそがカーブスの成功要因のひとつといえるでしょう。
実力主義人事制度
カーブスグループでは、ジェンダー、人種などに関わらず、一人一人の従業員の実力(発揮能力)によって給与・役職などが決まる独自の公平公正な人事制度を構築し運用をしています。各職務によって必要とされる発揮能力を定義し、54段階の判定基準が設定されており、全社員は半年に1回、自己評価と上司による評価を受け、人事考課がなされます。評価結果は上司からフィードバックされ、個々人がどのような能力、スキルを身につけ、活躍をしていくべきかを考えることができるため、一人一人の能力向上、スキルアップにつなげられる自己成長のための人事制度でもあります。
女性登用状況
カーブスは創業期より、「女性が輝く職場No.1」を目指し、組織運営をして参りました。性別に関わらず平等な機会があり、個々人のライフプラン、キャリアプランに沿った活躍の場をつくることに努めています。
2022年8月期末のカーブスグループ全体における従業員の男女比率と管理職比率は、以下リンクをご覧ください。
- 従業員データ
- 女性管理職比率

教育、スキルアップ機会の提供
カーブスでは、グループの社員はもちろんのこと、フランチャイズ加盟店の従業員も含めて、教育、スキルアップの機会を数多く提供しています。インストラクターとしての専門知識習得から顧客サポートの実技スキル向上、健康や医学に関わる専門知識習得、マネジメント力向上やリーダーシップ開発のための研修など幅広い研修機会があります。集合型の研修の定期開催およびEラーニングによる学習環境の整備まで様々な学習とスキルアップの環境を整えています。

社員満足度の把握と組織運営への反映
カーブスでは年に2回、社員アンケートを実施して、自分の気持ちを率直に伝えられる場を設けています。経営陣が社員の気持ちを知り、よりよい会社をみんなで作っていきます。
チェーン全体の働く人の満足度、組織風土の把握と組織運営への反映
カーブスチェーンと各フランチャイズ加盟企業のカーブス事業部、各店舗をよりよい組織にするため、カーブスインストラクターを対象に「働きがい」に関するアンケートを年に1回実施し、回答結果を本部にて集計の上、加盟企業毎の資料にまとめ、「組織風土サーベイ」として共有しています。
一人一人の知恵を活かす集合天才型組織
カーブスでは「一人一人は天才ではなくても、みんなの知恵と努力を一つにすることで天才以上の仕事をしよう」という考えのもと、組織のなかで互いに学び合い、知恵を出し合い、協力し合うことを大切にしています。その前提として、自ら考え、自ら動く、自立型人材の育成に力を入れています。
その他、従業員の健康のための取り組み
カーブスでは、社員が健康に対する意識を高め、健康になっていってもらうために、基準を満たした社員には健康手当を支払う取り組みを行っています。